松原良香コラム“サッカー人”
第25回 中西永輔 さん
さて、名良橋さんと同様に、4月からフェリーチェに加わってくれたのが、日本代表経験もある、中西永輔さん。
ご存じのように、永輔さんは、僕より学年で一つ上に当たり、ジェフ市原、横浜マリノスでプレーしていました。
彼が、四日市中央高校、僕が東海大一高校で、インターハイで、対戦したことがありました。四日市中央には、オグ(小倉隆史)もいた、非常に強いチームでした。
永輔さんの印象は、とにかく1対1に強いこと。足が速くて身体的能力が高い。Jリーグでは得点を決めた後に、バク転をしていたことも思い出します。
二十才以下の日本代表でも一緒にプレーしたことがあります。97年に僕がジェフに移籍した時は、同じチームとなり、二人で良く出かけたものでした。
彼が引退を発表したのは、昨年の六月のことでした。
将来的には指導者を考えているということで、うちでも教えてもらうことになりました。というのも、彼が住んでいるのは浦安。まさにフェリーチェの浦安スクールが練習している目と鼻の先でした。
手伝ってもらうしかないと思って声を掛けました。彼の方も、地元に何か貢献したいと考えてたようで、快諾してもらいました。
永輔さんを見ていて思うのは、明るくて楽しいこと。そして、まだ引退から間もないこともあるでしょうが、選手の雰囲気がまだ残っていることです。
彼は、子供と一緒に身体を動かして、見本を見せることができます。子供たちは、代表経験のある彼のプレーを肌で感じることができ、喜んでくれると思います。
彼は素晴らしい指導者に教わってきました。
98年のW杯フランス大会に岡田監督の元で、出場。その後、ジェフではオシム監督に教わっています。移籍した、横浜Fマリノスでは再び岡田監督の元でプレー。最近二代の日本代表監督に教わっているのです。
オシムさんが何を考えていたのか、岡田さんはどのように教えたのか−−そんな活き活きとした情報を子供たちに伝えてもらえれば、と思っています。
是非、楽しみにしていてください。
2008年10月